巻き寿司は日本の家庭料理として、冠婚葬祭や地域の集まりでふるまわれてきました。
千葉県の郷土料理である太巻き寿司は、具材と巻き方を工夫して断面に美しい図柄を描きます。
断面に美しい図柄を描く巻き寿司は、一見高度な技術を要すると思われますが、わかりやすく手順を記したレシピを使えば、小学生にも巻くことができます。
米食離れがさけばれるなか、「つくる楽しみ」と「見せる楽しみ」を兼ね備えたこの巻き寿司は、あらためて米食、食を通じた団欒を再興することができると思います。
わたしたちは大人だけではなく子どもにも親しんでもらうために“デコ巻き寿司”と命名し、あらゆる世代が楽しめる“デコ巻き寿司”の図柄およびレシピの開発・流通、そしてインストラクターの養成につとめていきます。
恵方巻き、ひな祭り、花見などの季節行事、日常のお弁当やパーティで“デコ巻き寿司”を作って、みんなを笑顔にしてください。